薪ストーブ日和

薪ストーブ・ペレットストーブがもたらすゆとりある空間
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日和グループミーティングin 函館

昨日と今日で薪ストーブ日和グループミーティングを行いました!

今回は日本初上陸の暖炉のお披露目という事もあり、
通常札幌開催なのですが
函館Firepitさんで開催しました。

北海道の住宅に新たな心地良い提案が出来ると思います!
その暖炉については
また追ってご紹介します◎

今回のミーティングでは
・安全な施工の数字検証
・煙道火災の検証
この2つをテーマに実験を行ったのですが、
確かな経験値を掴むことが出来ました!

今後の日和グループの施工体制、安全対策に取り入れて行きますね。

しっかし煙道火災になると本当に怖いもんだと気付きました。



こうやって建築上の施工が悪いと木部分から発火に繋がるんです!!
断熱二重煙突を使用していてもです。



僕ら薪ストーブ屋さんが建築屋さんサイドへの十分な注意喚起もとっても重要になってきます。

これからも充分に火災の起きない施工を確実にやらなくてはと、
改めて身を引き締まらせる実験となりました!

薪ストーブ日和グループでは
独自に北海道の住宅環境に合わせた
より安全快適安心な施工ノウハウを
これからも積み上げて
2017年度も
ぶっ飛んでいきますので
皆さんどうぞよろしくお願いします◎

株式会社 北海道リンクアップ
加藤 秀佳 (かとう ひでよし)
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北欧紀行 Day5

ついに実質最終日、Day5。

この日はストックホルム近郊のディーラーさんへ。
「Mariebergs」

なんとショッピングモールの一つとして
このショップが存在していました!!

スウェーデンでもこの試みは初めてだそうですが、
北欧ではついに薪ストーブ屋さんも
ここまで来てるんですね。

駐車場挟んで向かいがトイザラスですよ!?
全然文化違いますねー。




また、このショップが奇麗なこと!
日本の薪ストーブ屋さんとは全く違う雰囲気です。



クラシックラインは売れないんですか?
なんて質問する必要すらない。


また、ここの店長もすごい良い方で
親切に対応してくれるんですよ。
ショップ入ったら
「KONNICHIWA!」
ですからね。
歓迎ムード満タンでした。
そういうのって
ちょっとした事なんですけど
嬉しいですよね。


このショップでのお話なんですが、
新築件数に対して
薪ストーブや暖炉の設置割合って
80%ですって。

日本は1%切ってますからね?
ものすごい数字ですよ!

じゃあ相当安く付けれるんだなと思い聞いたら
トータル設置費が日本円にしたら75万円位なんですって。

日本とそんなに大きくは変わらないですよね。

家があって、
炎がある。
っていうのが当然という考えなんですよね。

じゃあ主暖房で薪ストーブ・暖炉ってどの位かというと、
ごく一部らしいです。
5%っていってたかな?
(新築の場合ですけど)
主暖房で焚いてる人はかなり珍しい、と。

その時伝兵衛堂青島さん、
ファイヤピット大石さん、
僕ら三人は
目を合わせ、
三人とも自宅では
薪ストーブオンリーで暖をとっているので

「変わってるな、俺ら。。」
と思わず笑ってしまいました!

かえって日本の方が主暖房割合高いかもですね!


話変わって
薪の話なんですが、
先日ファイヤピット大石さんの
熾壺日記でも話してましたが、

薪の販売形式って
白樺オンリーと、
ミックスだそうで。

白樺が最高なんですって。
ナラやブナが最高ではないんですよ。

「ナラは火持ち良いのはわかるけど、
カロリー高すぎてストーブ壊す原因なんだよ。
マツ?マツはミックスに入ってるよ。
マツがダメなわけないよ。
カロリー高いけどナラ程じゃないからね。」

これ前日のeldaの店長も言ってました。


今まで北欧での薪文化はこうだよって
書いてある記事有りましたか?

少なくとも20年は前から
これが言い伝えられてるそうですね!


薪に対する考えが
国民性とも関係してると思ったんですけど、
やっぱり日本は
MOTTAINAI文化なんで
火持ちが良いっていうのを
重要視してるだけなわけで、

北欧人は
そこに採れるものを
正しく
美しく燃やそうぜ
っていう考えですね。

最後にここの店長は
「その地域に合ったものを
焚くのが一番良い事だよ」
って言ってました。

それが地域で少ないものなら
特定樹種にこだわるとか、
もうそんな時代じゃないんですよね。

これをどう想うか、
我々ストーブユーザー次第。


さて、この後は…
ストックホルム唯一の
サウナからの湖ダイブ!!!

やっぱりこれぞ北欧ですよね!!!
最高に気持ち良かったでした◎
(湖汚かったけど)



貴重な体験させてもらいました!


そして翌日我々は
3時間遅れた飛行機に乗って
日本へ帰るのであーる。


(ストックホルムのホテルの近所。
ちなみに夜9時です)


今回のデンマーク・スウェーデンツアー、
連れてってくれた
メトスさん。
本当にいい経験させてくれて
ありがとうございました!!!


北欧の薪ストーブ文化。
日本の薪ストーブ文化を作るのに
大事なものを感じれた
貴重な旅となりました!!!!
 


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北欧紀行 Day4

コンツーラのNIBE社訪問を終え、
6時間の移動で
最終的にはストックホルムへ目指す事に。


途中寄ったストーブディーラー。
「elda」

ここのショップで感じたのは
ホワイトカラーの豊富さ。
去年からかなり売れだしてるようで
一昨年は年間数台だったのが、
去年は70台位売れたそうで。
まさに今スウェーデンの薪ストーブのブームは
ホワイトカラーなんですね。



それにこのeldaは
ショップの広さも相当あるので
空間一つ一つにそれぞれのワールドがあるんです。
コンツーラワールドにヨツールワールド、
暖炉ワールド。
しかも一体何台実演出来るんだよってくらい
実演機たくさんありました◎



見てて全然飽きないです!

デンマークのディーラーとも展示ラインナップが違うんですよね。
デンマークでは壁掛けがたくさんあったけど
eldaではちょっとだけ。
ここにはクラシックラインも何台か置いてあったし。


しかしeldaのオーナーと
最初出会った瞬間は、
なかなかちょい悪な感じで
愛想が良いわけではなく
あまり良い印象じゃなかったけど、

話してみると
聞いた事に丁寧に答えてくれて
すっごく親切!

あまり見せない笑顔が素敵でした。



忙しい中ありがとうございました!!

オリジナルの飴までありました



この後昼食を済ませて
次はeldaに紹介してもらった
薪屋さんの薪製造拠点へ向かう事に。

残念ながら薪屋さんオーナーとは
会えなかったでしたけど、
この場所がまたディープな場所で…



これは行かないとこの雰囲気わからんな(笑)

薪製造機は、
ウチと同じメーカーでしたね!



ここに来て、見て、
ウチがやってきた事は間違ってなかったという事。
それが大きな収穫でした!


そして夕方長い移動を終えて、
やっとストックホルム!!

もう街の飲み屋・レストラン以外のお店は閉まってたんですが、
ストックホルムって
ヨーロッパの都会な街って感じですね!



コペンハーゲンとは違った姿だった。
歴史ある建物も多いんですけど、
都会的な雰囲気がしましたね!
さすが北欧の経済中心地。
人も多いですしね。


そんなこんなで
いよいよ最終日へ!!!


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北欧紀行 Day3

コペンハーゲンを早朝に出発し、
スウェーデンのマルカリュードへ!

ヨーロッパって国境超えるのに
全く何もないんですね。
コペンハーゲンから橋越えるともうスウェーデンなんですけど
あれっいつの間にかスウェーデンに入ってた!みたいな感じでした。

東南アジアなんて国境超えるのは一大イベントですからね。
やたら待たされるし、
賄賂があったりなんだりともめたり…
この話はやめましょうか(笑)


車を走らせる事4時間。
ついにコンツーラの総本堂NIBE社へ!!!

素晴らしい。
日本国旗を掲げてお出迎えです。



中に入ると
そこにはコンツーラワールドが。

そこにみえた景色は
よく覚えてるんですが

薪ストーブ・暖炉の鮮やかさ。

デザイン次第では薪ストーブって
ただの鉄の箱で重々しく見えると思うんですけど
ここは全く違った。



モダンラインのシルエットの美しさ、
近代化された暖炉の魅力。
薪ストーブは黒いという固定概念を覆す
ホワイトカラーのストーブ。
ストーブ・暖炉周辺の壁のデザイン力。



意識改革バシバシされちゃいます。。
無限に可能性はありますね。


この後
ストーブの解説聞いて
工場見学して
実験室まで見させてもらいました。
NIBE社でけーわ!


それに実験室で試験中のストーブを見ながら
話を聞いたんですけど、
コンツーラではバンバン新商品が出てるんですけど
近年に作られたストーブが
いかに煙がクリーンにできるのか、
よくわかりました。

もうこれ以上言うと
コンツーラの回し者だと思われるからやめますね(笑)

でも近年開発されたモダンラインのストーブって
炎の演出の楽しみや
外に出る煙のクリーンさが
札幌の住宅街なんかでは
本当に良いと思う。


この後質問タイムが3時間。
我々ストーブディーラーである
伝兵衛堂ファイヤピット、リンクアップが
ストーブディーラーとして聞きたかった事をぶつけたんですが
結局すべて終わらず一部は宿題にしてもらう事に。。

それでも僕らがやってきた事が間違ってなかった事の再認識や
日本の薪ストーブディーラーであるこれからの自分に必要な事が
このコンツーラ訪問で少しでも掴めました!


そんな一日を終え、ここからホテルへ。
なんとそこは、
テキサス。

えっテキサス!?



間違いなくテキサスです。
スウェーデンに入ったはずですけど

テキサスでした。。

なんていうか、
北欧来てアメリカにも来れちゃったみたいな?
面白いホテルでした!





Day4はスウェーデンのディーラー訪問からストックホルム入り!


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北欧紀行 Day2

11時にベッドに入って10秒で寝てしまった初日。

Day2はコペンハーゲン近郊のディーラーさん訪問です。

まず、コペンハーゲンで一番おいしいのは
ホテルの朝食だという事が発覚しました。



最高のパン、チーズ、ハム、ベーコン、スクランブルエッグ。
今まで人生で最もおいしい朝食、
もう納豆と味噌汁なんていらない
って思いましたよ!
このツアーの5日間くらいは…。

結果的に到着した成田空港でのご飯に
「味噌汁サイコーー!!!」
ってなったんですけどね(笑)


そんな素敵な朝を迎えていざ我々と同じ薪ストーブディーラーへ。

平屋の共同建物で3店舗位並ぶ中にありました。

日本でも知られているデンマークやスウェーデンのブランドがズラッと100台位!
ビッグディーラーですね。



70歳位の社長は3代目だとか。
後ろに4代目もいました!
代々続いてるショップなんですね。
さすがデンマーク。
薪ストーブカルチャーの歴史が違う。


驚いたのは
壁掛け式ストーブの展示数の多さ!
(脚がないやくて壁に引っ掛けるやつ)
まさに今流行ってるんですね。

リンクアップでも一回やったんですけど
背面の建築工事が大掛かりになっちゃうので
現実的に難しいのかなーって思ってたけど、
デンマークではバンバンやるみたいですね。

また、ここは年間400台位販売しているそうですが
そのうち200台が暖炉だということ。
暖炉の販売台数に驚き!

そして100台位展示のうち
クラシックラインはなんと…

2台。

日本とは根本的に
炎へ求めているものが違うんですね。

それがどっちが良いとか悪いはないです。
きっとアメリカはまた違った売れ筋になるんでしょうし、

国民性や文化にあったものがその国には根付いていくでしょうね。


あっそれと、
プラン建てる時図面とかはどうするか聞いたら、
特に描かないそうです。
現場用に、メモに寸法あたるための手描きのものが
あったくらいでした。

そこは日本のディーラーの方が
サービスが充実してますよね◎


火を焚いてみましょうかって事で
着火してくれたんですけど
やはりトップダウン式でした!



ここ3年位で徐々にこの着火方式に変わってるみたいです。
デンマークでは別に義務ではないみたいですけど
こういう風に着火しましょうっていうのが
一般的になっているようです。

後ろでファイヤピット大石さんは
「おい、ちょっと薪が太すぎるぜ、って言えよ」
ってボソッて言ってました 笑


日本とは全く違う
今の北欧薪ストーブ事情を
生で感じれるのって幸せです。


話は変わって。
北欧って外食文化じゃないから
居酒屋みたいに食って飲んでーってしないんですよ。
パブとかでみんなただ飲んでるだけ。
ビールやワインを飲むだけ。
何もつままない。

アイリッシュパブでも行って
ビール飲みながら食事しましょー
って言って入ったら
食べ物ないんですよ!
飲み物だけしかないんです。
まさかよって感じでした…。
とりあえず3杯くらい飲んでから
隣のレストランで
ハンバーガー食べましたとさ。

2日目にして日の沈まない北欧が面白くなって来た
Day2でした!!!


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北欧紀行 Day1

デンマーク・スウェーデンより帰国後1週間。

やっとブログのページ開きました。。

時差ボケだったのか、吸収するものが多すぎて
脳が整理するのに時間掛かってるのか
帰って来てから眠い日々が続いてました。

ようやくシャキっとしてきたかなって感じです!!


ではでは。

こんなスケジュールでした◎
Day1 夕方コペンハーゲン到着
Day2 コペンハーゲン近郊の薪ストーブディーラー訪問
Day3 スウェーデンへ移動してコンツーラの会社NIBEへ訪問
Day4 北上しディーラー訪問→薪製造業者訪問→ストックホルム入り
Day5 ストックホルム近郊ディーラー訪問→北欧サウナ体験
Day6 移動日
Day7 日本帰国


-Day1-
成田より11時間のフライト後現地時間16:00頃デンマークの首都コペンハーゲンへ到着。
フライト中30分しか寝れず少々眠たいです。

空港からバンタクシーで街へ向かうのですが、
そこから、一時も景色を見逃せない!

僕もアジア・オセアニア圏には10カ国位旅したことあるんですが
それとは全然違う雰囲気をかもし出してきたのが
このコペンハーゲンでした。

建物、看板、道路、自動車、自転車。
全てが刺激的に目の前に飛んでくる。

ポストやゴミ箱だって魅力的。



これが世界をリードする薪ストーブカルチャーを生んだ街。

着いて一時間もしないうちにどんどんワクワクが膨らみます!

工事現場のプレハブ1つにしたって素敵なんですもんね。

スーパーだってチョコやソースのビン、お菓子のパッケージ。
さすが北欧デザインが生活に溶け込んでいます。
どれもかわいいデザインを魅せられます。
「Irma」っていうスーパーがコペンハーゲンを席巻してるようですね。



建物なんかは、
ここにこの色持ってくるかー!
日本人にはこの感覚持つの難しいだろうなあ
っていう建物がたっくさんあります!
まるで絵本の世界。
生まれた時からこの鮮やかさの中で暮らしているんだから
北欧デザインが世界中で注目されるわけですよね。



どこを歩いても面白い!
気がついたら夜10時。



ってこの時ようやく日没です!!
白夜ってやつですねー。
1週間最後までこれにはなれませんでした。。
だって夜10時半位に暗くなって4時位には普通に陽が明けるんですよ。
生活リズム感覚おかしくなりますよね。

さあそんな刺激をビシバシ受けたコペンハーゲン。
ストーブディーラーはどんなお店作りをしているのか、
楽しみ!



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北海道リンクアップ ニセコ支店湯口の著作です。
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